琉球古典舞踊(紹介動画付き)

演目一覧

 

老人踊りろうじんうどぅい

 

※1. かぎやで風かじゃでぃふう

 

説明

お祝いなど喜びの場、座開き(はじまり)に踊られる祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

かぎやで風かじゃでぃふう」は琉球舞踊の基本の形や技法が集約されており、人生の喜び、祝福をことほぎながら演じていきます。

長寿ちょうじゅ子孫繁栄しそんはんえい五穀豊穣ごこくほうじょうを願う老人踊りとして受け継がれてきました。

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かぎやで風の舞踊写真
「かぎやで風」 - 古典舞踊/老人踊り

かぎやで風節かじゃでぃふうぶし:歌詞   今日の誇らしややきゆぬふくらしゃや 何にぎやな譬てるなうにじゃなたてぃる 莟で居る花のつぃぶでぃをるはなぬ 露行逢た如つぃゆちゃたぐとぅ &nbsp ...

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若衆踊りわかしゅううどぅい

 

※2. 若衆特牛節わかしゅうくてぃぶし

 

説明

元服じんぷく前(成人前)の若衆わかしゅが踊る演目です。

笛と太鼓の音色と共に厳粛げんしゅくなかけ声にあわせて登場します。

一年を通して葉が枯れることのない松の生命力にあやかり、これからの長い人生、未来に向けて幸先さいさきを祈る祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

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若衆特牛節のアイキャッチ画像
「若衆特牛節(こてい節)」 - 古典舞踊/若衆踊り

特牛節くてぃぶし:歌詞   常盤なる松のとぅちわなるまつぃぬ 変わる事無さめかわるくとぅねさみ 何時も春来りばいつぃんはるくりば 色ど勝るいるどぅまさる   訳 四季を通して緑に生 ...

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3. 若衆麾わかしゅうぜい

 

説明

琉球国王の王位継承おういけいしょうしゅくして元服じんぷく前(成人前)の若衆わかしゅ太平たいへいの世を寿ことほぎ、末々すえずえの希望や大成の願いを込めて演じられる祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

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「若衆麾(ぜい)」 - 古典舞踊/若衆踊り

渡りざうわたりぞう、 瀧落したちをぅとぅし:器楽曲   歌唱を伴わない楽器のみで演奏される器楽曲きがくきょく。(インストゥルメンタル)   辺野喜節びぬちぶし:歌詞   ...

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4. 四季口説しちくどぅち

 

説明

四季の情景じょうけいみこんだ七五調しちごちょう口説くどぅちにあわせて、両手にもつ扇子せんす優雅ゆうがにあつかいながら演じる若衆踊りわかしゅうどぅいです。

舞手が各節の囃子はやしとなえ、春夏秋冬のいろどりを引き立てながら表現していきます。

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「四季口説」 - 古典舞踊/若衆踊り

四季口説しちくどぅち(節口説しつぃくどぅち):歌詞 1. さても目出度やさてもめでたや 新玉のあらたまの 春は心もはるはこころも 若がえてわかがえて 四方の山辺のよものやまべの 花盛りはなざかり 囃子 ...

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5. 若衆揚口説わかしゅうあぎくどぅち

動画

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説明

平安な世を寿ぎ、若衆わかしゅ清伯せいはくな姿に春の息吹いぶきを映し重ね、花が織りなす長閑のどか情景じょうけいを描いた演目です。

前半は紅白のひもで結んだ花籠はなかごかつぎ、後半は陣笠じんがさを手に持って演じていきます。

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「若衆揚口説」 - 古典舞踊/若衆踊り

揚口説あぎくどぅち(前段):歌詞 1. げにや都のぢにやみやくぬ 春の空はるのすら 出づる日影もいんづぃるふぃかぢん のどかにてぬどぅかにてぃ 咲くや桜にさくやさくらに 梅の花うんみぬはな 2. 色と ...

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二才踊りにーせいうどぅい

 

6. 前の浜めーぬはま

 

説明

前の浜めーぬはま」から見晴らす美しい景観を描くとともに、渡し舟が往来おうらいする賑わいと、飛びう浜千鳥の姿を映し重ね、お祝いの場にきょうじる様子を加えてまとめられた祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

空手の型を取り入れながら、力強い手踊りで表現していきます。

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前の浜のアイキャッチ画像
「前の浜」 - 古典舞踊/二才踊り

前の浜節めーぬはまぶし(第一曲目):歌詞   ”エイエイえいえい” 前の浜にめぬはまに 前の浜にめぬはまに ちり飛びゆるちりとぅびゅる ”サさ” 浜千鳥はまちどぅり ”エイサえいさ” 友呼ぶ ...

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※7. ぜい

 

説明

勇壮な手踊りと力強い足運び、そして手に持つぜいたくみにあつかいながら平安な世を祈願して演じられる祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

ぜいとは、合戦時に武将が指揮をする際に使用していた道具を指します。

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麾(ぜい)のアイキャッチ画像
「麾(ぜい)」 - 古典舞踊/二才踊り

渡りざうわたりぞう、 瀧落したちをぅとぅし:器楽曲   歌唱を伴わない楽器のみで演奏される器楽曲きがくきょく。(インストゥルメンタル)   揚作田節あぎつぃくてんぶし:歌詞 &nb ...

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※8. 上り口説ぬぶいくどぅち

 

説明

上り口説ぬぶいくどぅち」の「上りぬぶい」とは、琉球王府の使節が薩摩へ公務に出向く旅程りょていを指し、演目は首里を出発して薩摩の山川港やまがわこうに入港するまでの様子を描いています。

旅の道中の情景を七五調しちごちょうの「口説くどぅち」で述べ、四拍子のリズムにあわせて両手に持つ金銀扇を巧みにあつかいながら演じていきます。

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上り口説のアイキャッチ画像
「上り口節」 - 古典舞踊/二才踊り

上り口説ぬぶいくどぅち:歌詞 1. 旅の出で立ちたびぬんぢたち 観音堂くゎんぬんどう 千手観音しんてぃくゎんぬん 伏せ拝でふしをぅがでぃ 黄金酌取てくがにしゃくとぅてぃ 立ち別るたちわかる 2. 袖に ...

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9. 下り口説くだいくどぅち

 

説明

下り口説くだいくどぅち」の「下りくだい」とは、琉球王府の使節が薩摩の公務を終えて帰る旅程りょていを指します。

二才踊りの「上り口説ぬぶいくどぅち」とついをなす演目で、薩摩藩を出発して故郷の那覇港なはこうに入港するまでの様子を描いています。

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下り口説のアイキャッチ画像
「下り口節」 - 古典舞踊/二才踊り

下り口説くだいくどぅち:歌詞 1. さても旅寝のさてぃむたびにぬ 仮枕かいまくら 夢の覚めたるゆみぬさみたる 心地してくくちしてぃ 昨日今日とはちぬうちゅうとぅわ 思へどもうむいどぅむ 最早九十月むは ...

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※10. 高平良万歳たかでーらまんざい

 

説明

高平良万歳たかでーらまんざい」は、琉球王国の国劇である組踊くみうどぅい万歳摘討まんざいてぃちうち」の作中にある一場面を琉球舞踊として独立させた演目になります。

編笠をかぶり手には杖串ちーぐし(小道具)を持って、「口説くどぅち」の節回ふしまわしにあわせながら兄弟の心情を道中の風景に映し重ねます。

兄弟が万歳芸人にふんして演じる一連の踊りは門付芸能かどづけげいのうの要素を取り入れながら琉球芸能独自の表現技法を軸に構成されています。

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高平良万歳のアイキャッチ画像
「高平良万歳」 - 古典舞踊/二才踊り

高平万才口説たかでーらまんざいくどぅち(第一曲目):歌詞   1. 親の仇をうやぬかたちをぅ 討たんてやりうたんてい 万歳姿にまんざいすぃがたに 打ちやつれうちやつぃり 棒と杖とにぼうとぅつ ...

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11. 波平大主道行口説ふぁんじゃうふぬしみちゆきくどぅち八重瀬の万歳えーじぬまんざい

 

説明

波平大主道行口説ふぁんじゃうふぬしみちゆきくどぅち」は、琉球王国の国劇である組踊くみうどぅい忠臣身替の巻まちゅうしんみがわりのまき」の作中にある一場面を琉球舞踊として独立させた演目になります。

編笠あみがさをかぶり腰に大刀たちを指し、手には杖串ちーぐし(小道具)を持って「口説くどぅち」の節回ふしまわしにあわせながら登場人物の波平大主ふぁんじゃうふぬしの心情を道中の風景に映し重ね演じていきます。

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「波平大主道行口説(八重瀬の万歳)」 - 古典舞踊/二才踊り

大主手事うふぬしてぃぐとぅ:   舞台に登場する際に演奏される器楽曲きがくきょく。(歌唱を伴わない楽器のみの曲)   波平大主ふぁんじゃうふぬし:名乗り   出様ちやる者 ...

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12. 湊くり節んなとぅくいぶし

 

説明

平安の世を寿ことほぎながら手に持つ陣笠じんがさを軽快にあつかい、晴れやかな思いを太陽が照り輝く情景に映し重ねて描いた演目になります。

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「湊くり節」 - 古典舞踊/二才踊り

湊くり節んなとぅくいぶし:歌詞   笠に音たててかさにうとぅたてぃてぃ 降たる夏雨もふたるなつぃぐりん 今や打ち晴れてなまやうちはりてぃ 太陽ど照ゆるてぃだどぅてぃゆる   今や打 ...

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13. 江佐節えさぶし

 

説明

格式ある儀礼の場で踊るよろこびをあらわし、手に持つ扇子せんす風雅ふうがにあつかいながら演じられる祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

沈香じんこう伽羅きゃらいて香りをたしなむ当時の風習や生活様式をうかがい知ることができます。

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「江佐節」 - 古典舞踊/二才踊り

渡りざうわたりぞう、 瀧落したちをぅとぅし:器楽曲   歌唱を伴わない楽器のみで演奏される器楽曲きがくきょく。(インストゥルメンタル)   江佐節えさぶし:歌詞   沈や ...

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14. 揚作田節あぎつぃくてんぶし揚作田あぎつぃくてん

 

説明

古典音楽「揚作田節あぎつぃくてんぶし」に振り付けられた「扇子舞」、「長刀踊り」、「ぜい踊り」などを総称そうしょうします。

「扇子舞」は、「揚作田節あぎつぃくてんぶし」と「伊集早作田節いじゅはいつぃくてんぶし」の二曲で構成され、両手に扇子を持って演じられる祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

「長刀踊り」は、組踊による仇討あだうちの場面を琉球舞踊として独立させた演目で、「揚作田節あぎつぃくてんぶし」の一曲に長刀(薙刀なぎなた)を持って演じられます。

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「揚作田節(揚作田)」 - 古典舞踊/二才踊り

揚作田節あぎつぃくてんぶし(前段):歌詞   二葉から出でてふたふぁからいんぢてぃ 幾年が経たらいくとぅしがふぃたら 巌を抱き松のいわをぅだちまつぃぬ もたえ美らさむていちゅらさ /\ &n ...

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15. 久志の若按司道行口説くしぬわかあじみちゆきくどぅち

 

説明

久志の若按司道行口説くしぬわかあじみちゆきくどぅち」は、琉球王国の国劇である組踊くみうどぅい(※1)「久志の若按司くしぬわかあじ」の作中にある一場面を独立させて舞踊化した演目になります。

三人一組で演じる舞台構成をとり、舞手まいて台詞せりふを述べる「となえ」は組踊くみうどぅいの様式をいだ演出表現になります。

編笠あみがさをかぶり腰に大刀たち、手には杖串ちーぐし(小道具)を持って、三人の心情しんじょう各々おのおの所作しょさにあらわしながら道中どうちゅうの風景に映し重ね演じていきます。

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「久志の若按司道行口説」 - 古典舞踊/二才踊り

渡りざうわたりぞう:器楽曲   歌唱かしょうを伴ともなわない楽器のみで演奏される器楽曲きがくきょく。(インストゥルメンタル)   久志の若按司くしぬわかあじ:唱え(台詞) &nbs ...

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女踊りうんなうどぅい

 

※16. 作田節つぃくてんぶし作田つぃくてん

 

説明

暑い夏の日を涼んで過ごすために何気なく使っている団扇。

あたりまえに存在している物への畏敬いけいの念をあらわし演じられます。

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作田節のアイキャッチ画像
「作田節(作田)」 - 古典舞踊/女踊り

作田節つぃくてんぶし(前段):歌詞   誰がすもてなちやがたがすもてなちゃが 手に馴れし扇子やてぃになりしおじや 暑さ涼だましゆるあつぃさすだましゅる 頼りなとすたゆりなとぅす   ...

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※17. 綛掛かしかき(かせかけ)

 

説明

かつて沖縄の女性は家族の着物を仕立てるまでの全行程を手仕事でおこなっていました。

繰り返しおこなう単調な労働の中に愛しい人を想う心象風景を映し重ねて描かれています。

日常で働く姿を紅型の地色に右肩袖ぬきにした胴衣どぅじんにわらわし、女性の芯の強さのなかに奥ゆかしさと品位を内包ないほうして演じられます。

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綛掛のアイキャッチ画像
「綛掛(かせかけ)」 - 古典舞踊/女踊り

干瀬節ふぃしぶし(前段):歌詞   七読と廿読ななよぅみとぅはてん 綛掛て置きゆてかしかきてぃうちゅてぃ 里が蜻蛉羽さとぅがあけずぃばに 御衣よすらぬんしぅゆしらに   訳 七読や ...

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※18. やなじ

 

説明

華やかな紅型衣装に小道具の色彩感が鮮やかに色映えし、採り物を次々に持ち替えながらテーマをたどる構成で描かれています。

花籠はなかごにのせた採り物の柳、牡丹、梅の一つずつに思いを託し、自然の摂理に人間のもつ思想を重ね合わせ、人の”なさき”を手踊りで表現していきます。

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柳のアイキャッチ画像
「柳」 - 古典舞踊/女踊り

中城はんた前節なかぐすぃくはんためーぶし(前段):歌詞   飛び立ちゅる蝶とぅびたちゅるはびる 先づよ待て連れらまづぃゆまてぃつぃりら 花のもと吾身やはなぬむとぅわんや 知らぬあものしらんあ ...

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※19. 天川あまかー

 

説明

男女二人の結びつきを、天川(池)で仲睦なかむつまじく泳いでいるおしどりに映し重ね、鷹揚おうよう慈愛じあいのある巧みな振りと面づかいであらわしていきます。

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天川のアイキャッチ画像
「天川」 - 古典舞踊/女踊り

天川節あまかーぶし(前段):歌詞   天川の池にあまかわぬいちに 遊ぶ鴛鴦のあすぃぶうしどぅいぬ 思ひ羽の契りうむいばぬちぢり 与所や知らぬゆすやしらん   訳 天川の池にいる仲睦 ...

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※20. 本貫花むとぅぬちばな

 

説明

春の山に散っている花、川面を流れている花を集めて、けなげに愛する人を待つ。

貫花ぬちばなのゆかしさを表現しながら品よく展開し、春の心地よさと花の美しさをさわやかに演じていきます。

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本貫花のアイキャッチ画像
「本貫花」 - 古典舞踊/女踊り

金武節ちんぶし(前段):歌詞   春の山川にはるぬやまかわに 散り浮ぶ桜ちりうかぶさくら 掬い集めてどすぃくいあつぃみてぃどぅ 里や待ちゆるさとぅやまちゅる   訳 春の山川に散り ...

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※21. 諸屯しゅどぅん

 

説明

諸屯しゅどぅん」は古典舞踊女踊りのなかで最も内面的描写を必要とし、小道具を使わずに手踊りのみで思いを燃焼させていきます。

女性の満たされぬ心、寂寥感せきりょうかんを極力抑えた動きと手踊りであらわし、目の特殊技法をもちいて演じるところにこの演目の難しさがあります。

演技力が要求される最高峰の演目としょうされています。

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諸屯のアイキャッチ画像
「諸屯」 - 古典舞踊/女踊り

仲間節なかまぶし(第一曲目):歌詞   思事の有てもうむくとぅぬあてぃん 与所に語られめゆすにかたらりみ 面影と連れてうむかぢとぅつぃりてぃ 忍で拝ましぬでぃおぅがま   訳 心に ...

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※22. 伊野波節ぬふぁぶし

 

説明

内に秘めた情愛じょうあいを大輪の花笠に託して演じられます。

前半は花笠を手に持って胸中の思いを燃焼させ、後半では花笠を深々とかぶり愛しい人をした余情よじょうを残して演じられます。

別名「花笠踊り」、「女笠踊り」と呼び、「諸屯しゅどぅん」と並び最高峰の琉球舞踊と称されています。

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伊野波節のアイキャッチ画像
「伊野波節」 - 古典舞踊/女踊り

伊野波節ぬふぁぶし(第一曲目):歌詞   逢はぬ夜のつらさあわんゆぬつぃらさ よそに思なちやめゆすにうみなちゃみ 恨めても忍ぶうらみてぃんしぬぶ 恋の習ひやくいぬなれや   訳 逢 ...

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23. 苧引うーびち

動画

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説明

糸を紡いで布に仕立てるまでの作業を一連の美しい手踊りで表現していきます。

植えてあるから繊維を剥ぎとり、染めて布を仕立てるまでの全工程を手仕事でおこなっていました。

この手間のかかる一連の作業を主題として、大切な人を想う心を写し重ねて舞踊化したところにこの演目の深いおもむきがあります。

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苧引のアイキャッチ画像
「苧引」 - 古典舞踊/女踊り

つなぎ節つぃなじぶし(前段):歌詞   あたり苧やうみやいあたいをぅやうみやい 二十読布織やりはてんぬぬをうやい 玉黄金里がたまぐがにさとぅが 御衣よすらねんしゅゆすぃらに   訳 ...

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24. 稲まづんいにぃまづぃん

 

説明

現代の農業技術と比べると昔は農作物を育てることが容易ではなかったため、五穀ごこくのなかでも特に稲作いなさくにおいては国をあげて生育せいいくを見守ってきた歴史があります。

そのような時代背景からも稲の豊作はすべての人々の願いであり、かえがたい喜びでもありました。

稲穂いなほを手に持って今年の五穀豊穣ごこくほうじょうを祝い、将来に向けた世果報ゆがふをお祈りする祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

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稲まづんのアイキャッチ画像
「稲まづん」 - 古典舞踊/女踊り

稲まづん節いにぃまづぃんぶし(前段):歌詞   今年毛作りやくとぅしむづくいや あん美らさゆかてあんちゅらさゆかて 倉に積み余らくらにつぃんあまら 真積みしやべらまづぃんしゃびら &nbsp ...

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25. 女特牛節いなぐくてぃぶし

 

説明

女特牛節いなぐくてぃぶし」は、琉球王国の国劇である組踊「大川摘討うーかーてぃちうち」の作中にある「ただしの場」において、大きな按司団扇あじうちわ(軍配)をもって踊る一場面を琉球舞踊として出入りを整え独立させた演目になります。

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女特牛節のアイキャッチ画像
「女特牛節(こてい節)」 - 古典舞踊/女踊り

特牛節くてぃぶし:歌詞   御慈悲ある故どぐじふぃあるゆいどぅ 御万人のまぎりうまんちゅぬまじり 上下も揃てかみしむんするてぃ 仰ぎ拝むあうじをぅがむ   訳 御慈悲ごじひある御代 ...

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26. 瓦屋節からやーぶし

 

説明

月や太陽、風土や気候に対する自然への畏敬いけいの念を重んじてきた人々の美しい心を情緒豊かに表現していきます。

諸屯しゅどぅん」や「天川あまかー」と同様に、手踊りのみで表現していく代表的な古典舞踊で、戦前の芝居小屋ではとても人気を博した舞踊演目の一つでした。

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瓦屋節のアイキャッチ画像
「瓦屋節」 - 古典舞踊/女踊り

仲良田節なからたぶし(第一曲目):歌詞   できやよ押し連れてでぃちゃようしつぃりてぃ 眺めやり遊ばながみやいあすぃば 今日や名に立ちゆるきゆやなにたちゅる 十五夜だいものじゅぐやでむぬ & ...

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27. 本嘉手久むとぅかでぃく

 

説明

春の訪れを舞台に若い女性の恋ごころを花笠と手にもつ杖串ちーぐし(小道具)で表現していく演目です。

春を告げる梅の花とうぐいすの姿をでながら恋情を映し重ねていく所作にこの演目のおもむきがあります。

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本嘉手久のアイキャッチ画像
「本嘉手久」 - 古典舞踊/女踊り

本嘉手久節むとぅかでぃくぶし(第一曲目):歌詞(野村流)   深山鶯のみやまうぐいすぃぬ 節や忘りらぬしつぃやわすぃりらん 梅の匂忍でんみぬにをぃしぬでぃ ほけるしゆらさふきるしゅらさ &n ...

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※28. 四つ竹ゆつぃだき

 

説明

四つ竹ゆつぃだききよらかにんだ響きにあわせ、華やかな衣装と大輪の花笠をかぶり演じられる祝儀舞踊しゅうぎぶようです。

一人踊りから大人数の群舞ぐんぶによるさまざまな人数構成によって演じられ、琉球王国時代の風雅ふうがな宮廷をび起こすような美しい世界のひろがりをみせてくれます。

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四つ竹のアイキャッチ画像
「四つ竹」 - 古典舞踊/女踊り

踊りこはでさ節をぅどぅいくわでぃさぶし:歌詞   打ち鳴らし鳴らしうちならしならし 四つ竹は鳴らちゆつぃだきはならち 今日や御座出ぢてきゆやうざんじてぃ 遊ぶ嬉しやあしぶうりしゃ &nbsp ...

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29. 本花風むとぅはなふう

 

説明

愛する人の航海の無事を祈り、別離べつりと再会を願う心情を舞踊化した演目になります。

士族の女性がクバおーじを持って別れの悲しみをあらわしながらも、また再開する日を心待ちわびる内容で描かれています。

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本花風のアイキャッチ画像
「本花風」 - 古典舞踊/女踊り

本花風節むとぅはなふうぶし(前段):歌詞   三重城に登てみぐすぃくにぬぶてぃ 打ち招く扇うちまにくあをぅじ またもめぐり来てまたんみぐりちてぃ 結ぶご縁むすぃぶぐいん   訳 三 ...

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打組踊りうちくみうどぅい

 

※30. 醜童しゅんどう(しょんだう)

 

説明

対照的たいしょうてきな各二組の美女と醜女しこめが互いの情感じょうかんを掛け合いながら展開する打組踊りうちくみうどぅい(対照的な者が組み合う踊り)です。

緋色ひいろの衣装に鮮やかな髪飾りをつけて優雅ゆうがに舞う美女に対し、醜女しこめは地味な衣装に安物の大きなじーふぁ(かんざし)を指して滑稽こっけい仕草しぐさで両者の対比を描いています。

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醜童(しゅんどう)の舞踊写真
「醜童(しょんだう)」 - 古典舞踊/打組踊り

しょんだう節しゅんどうぶし(第一曲目):歌詞   ”シュンドー” 諸屯長浜にしゅどぅんながはまに ”ヨウアシュンドー” 打ちやり引く波のうちゃいひくなみぬ ”ヨウアシュンドー” ”シュンドー ...

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