音楽

「述懐節」(二揚調・下出し)- 古典音楽

工工四

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歌詞

 

いな昔なるゑいなんかしなるゐ あはれ語らたるあわりかたらたる

なれしい言葉のなりしいくとぅばぬ くたぬうちにくたんうちに

 

もう昔のことになってしまったか、(別れの)悲しみを語り合ったのは。

馴れ親しんだ言葉はいまちていないのに。

いないな

  • 早や
  • もう

あはれあわり

  • 哀れ
  • 悲しみ

なれしいなりしい

  • 馴れた
  • 馴れ親しんだ
  • 聴き慣れた

くたぬくたん

  • 朽ちていない

 

解説

人生老境に入り、月日が経つ早さを感じながら、若かき日の思い出を懐古かいこしてまれた歌曲です。

述懐節しゅっくぇーぶし」は本調子ほんちょうしニ揚調にあぎちょうなど、音の調子を種々に編曲し、それぞれが独立した歌曲として愛唱されてきました。

本曲は〔下出しさぎんぢゃし〕の演奏技法を用いて歌い出しの音程を低くすることで哀調ある曲想に仕立てられています。(対して、歌い出しの音程を高くする演奏技法を〔揚出しあぎんぢゃし〕と呼びます。)

 

懐古(イメージ)

懐古(イメージ)

 

補足

 

舞踊演目

花染手巾はなずぃみてぃさーじを肩にかけ、藍傘を手に持って踊る雑踊りぞううどぅい花風はなふぅ」では、「花風節はなふぅぶし」の”ちらし”として本曲の旋律が演奏されており、演目全体を通してより一層深みのある曲想に仕立てられています。

 

述懐節しゅっくぇーぶし(舞踊:花風はなふぅ

朝夕さもお側あさゆうさんうすば 拝みなれ染めのをぅがみなりすみぬ

里や旅しめてさとぅやたびしみてぃ いきやす待ちゆがいちゃすぃまちゅが

 

朝夕いつもお側にいて、お姿を馴れ親しんでおりましたのに

あなたが旅に出て行かれて、私はどうしてお待ちしましょうか。

 


 

参考文献(沖縄の本)のイメージ画像
参考文献一覧

書籍/写真/記録資料/データベース 当サイト「沖縄伝統芸能の魂 - マブイ」において参考にさせて頂いた全ての文献をご紹介します。     1.『定本 琉球国由来記』 著者:外間 守 ...

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