「口説」- 古典音楽

沖縄県那覇市首里山川町にある寺院。正式には「慈眼院じげんいん」の名称であるが「首里観音堂」とも呼ばれている。1618年、那覇の町や海が一望できる小高い丘陵きゅうりょうに創建そうけんされ、国の平安と航海安全などを祈願する。

「首里観音堂」のご本尊。千本の手に一眼をもつとされ、生命のあるものすべてを救済しようとする慈悲じひの力を持つと云いわれている。

現在の「首里観音堂」付近から大道地域にかけて続く松並木まつなみきの道。戦後、道路の拡張整備により松並木まつなみきは伐採ばっさいされ周辺の様子は大きく変わっている。

安里八幡宮あさとはちまんぐう = 沖縄県那覇市安里あさとにある神社。1466年、武運ぶうんを祈願するお宮として創建そうけんされ、合格祈願、商売繁盛などを祈願する。

沖縄県那覇市泊にあった寺院。歴代の琉球国王の霊位れいい（魂）を祀まつっているお寺で、創建そうけんした時代ははっきりとしていない。沖縄戦で寺院のほとんどが破壊され、現在は石門せきもんと石碑せきひのみが残されている。

現在の美栄橋駅付近に建造された石造りの橋。昔の那覇は浮島と呼ばれる島であったため、全長約1kmからなる堤と7つの橋を建設して渡っていた。美栄橋みえばしはその真ん中に位置していたが戦後の区画整理によって失われる。

現在の沖縄県那覇市奥武山おうのやま町に移された沖宮おきのぐうと、沖縄県那覇市曙に移された別当寺の臨海寺りんかいじの二つを指す。1908年までは三重城へ向かう長堤ちょうていの途中で隣り合うように建てられていた。

琉球王国時代より貿易港として栄えた那覇港の沖合（４つの橋が連なる長堤の先）に築かれ、当初は海賊から防衛するための役割を担っていた。明治から大正にかけて長堤の部分は埋め立てられる。

沖縄県中頭郡読谷村字宇座なかがみぐんよみたんそんうざにある岬。高さ30m～40mの隆起りゅうきした珊瑚礁の断崖絶壁だんがいぜっぺきが約2km続く雄大な景勝地けいしょうち。

トカラ列島に点在している島々。七島しちとうは、宝島たからじま、悪石島あくせきじま、諏訪之瀬島すわのせじま、平島たいらじま、中之島なかのしま、臥蛇島がじゃじま、口之島くちのしまを指す。東シナ海から流れてくる海流のうねりがあるため、航海の難所とされていた。

鹿児島県鹿児島郡三島村みしまむらに位置する島（硫黄島いおうじま）。硫黄のために周辺の海が黄色に変色していることから、黄海ヶ島とも呼ばれていた。

鹿児島県指宿市いぶすきしに位置する開聞岳かいもんだけのことを指す。標高924mの山で、なだらかで美しい姿から別名薩摩富士さつまふじとも呼ばれている。

鹿児島県肝属郡大隅町きもつきぐんおおすみちょうに位置する九州最南端にある岬。亜熱帯の植物（ソテツ、ビロウなど）が生い茂り、天気の良い日には岬から種子島たねがしま、屋久島やくしまを眺望ちょうぼうすることができる。

鹿児島県鹿児島市に位置する桜島。最高峰（標高1,117m）の北岳をはじめ複数の火山が連なって形成されている。もともとは島でしたが、1914年に起きた噴火により陸続りくつづきとなる。

沖縄県那覇市首里当蔵町とうのくらちょうにあるお堂。弁財天堂べんざいてんどうが浮かぶ円鑑池えんかんちは首里城の湧水、雨水が集まる仕組みになっている。1502年に創建そうけんされ二度の修復を経て現在に至る。

現在の鹿児島県鹿児島市小川町にあった琉球王府の出先機関でさききかん。薩摩藩との貿易拠点を担い、琉球王府から派遣される使節しせつが滞在し一年間の任務にあたる。

現在の鹿児島県鹿児島市浜町付近にあった浜のことを指す。この一帯の先に「琉球人松りゅうきゅうじんまつ」と呼ばれる大きな松があり、入港にゅうこうするときの目印になった。

鹿児島県指宿市いぶすきしにある鹿児島湾入口に位置する港。港は湾曲わんきょくした入江いりえになっており、上空からみると鶴のくちばしにみえることから「鶴の港」と呼ばれ、古くから貿易港として栄える。鰹節かつおぶしの生産量が日本一としても知られている。

鹿児島県肝属郡大隅町きもつきぐんおおすみちょうに位置する九州最南端にある岬。亜熱帯の植物（ソテツ、ビロウなど）が生い茂り、天気の良い日には岬から種子島たねがしま、屋久島やくしまを眺望ちょうぼうすることができる。

トカラ列島に点在している島々。七島しちとうは、宝島たからじま、悪石島あくせきじま、諏訪之瀬島すわのせじま、平島たいらじま、中之島なかのしま、臥蛇島がじゃじま、口之島くちのしまを指す。東シナ海から流れてくる海流のうねりがあるため、航海の難所とされていた。

• 伊平屋伊是名諸島いへやいぜなしょとうの周辺海域で荒波が発生する難所

沖縄県中頭郡読谷村字宇座なかがみぐんよみたんそんうざにある岬。高さ30m～40mの隆起りゅうきした珊瑚礁の断崖絶壁だんがいぜっぺきが約2km続く雄大な景勝地けいしょうち。

首里城のことを指す。那覇港を見下ろす丘陵地きゅうりょうちに建造けんぞうされ、琉球王国の政治や文化の中心であった。

弁ヶ嶽べんがだけ = 首里城より東方とうほう約1kmに位置する海抜かいばつの高い峰。峰みね全体が御神体ごしんたいとされ、琉球国王の祈願所でもある。

琉球王国時代より貿易港として栄えた那覇港の沖合おきあい（４つの橋が連なる長堤ちょうていの先）に築きずかれる。当初は海賊かいぞくから防衛するための役割を担う。明治から大正にかけて長堤ちょうていの部分は埋め立てられる。

那覇港の入り口に築かれた城砦じょうさいで対岸にある三重城みーぐすぃくと同様に海賊かいぞくから防衛するための役割を担う。戦争によって完全に破壊され、現在は米軍の軍港地として埋め立てられる。