音楽

「石ん根の道節」- 古典音楽

石ん根の道節いしんにぬみちぶし:工工四

 

石ん根の道節の工工四

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歌詞

 

石ん根の道からいしんにーぬみちから てらのそばまでもてぃらぬすばまでぃん

主部衆や先からぬしびしゅやさちから みやらびやあとからみやらびやあとぅから

はり水におりてはいみずにうりてぃ 船元にのぼてふなむとぅにぬぶてぃ

片手しやくびだきかたてぃしゃくびだち 片手しやしゃくとてかたてぃしゃしゃくとぅてぃ

目のしやいや主の前みぬしゃいやしゅぬめ 池間崎見送らいちまざちみうくらゐ

肝しやいや主の前ちむしゃいやしゅぬめ 沖縄まで送らうちなまでぃうくら

 

石づくりの道を通り寺の側までも、

男衆は先を女は後からついてゆく。

漲水はりみず(港町)に到着して船乗り場に向かい、

片手で首を抱き、片手でしゃくをとって(別離を惜しみ)、

目では船が見える池間崎までお見送りして、

心は沖縄までお見送りしましょう。

主部衆ぬしびしゅ

男衆、役人など(文献により多少解釈の違いあり)

※下記補足に追記。

池間崎いちまざき

対岸の池間島を見晴らする岬。

 

岬より海を望む(池間大橋)

岬より海を望む(池間大橋)

 

楽曲の解説

宮古島を管轄する琉球王国の役人が任期を終え、帰路に向かう道中をみこんだ歌曲です。

宮古島には「漲水石畳道はりみずいしだたみみち」という名の風情ある石づくりの道があり、その周辺には寺社じしゃが点在し航海の安全を祈願していたそうです。

石ん根の道節いしんにぬみちぶし」は八音が多い長歌形式で表現されています。(琉歌は一般的に八・八・八・六の計30音で構成されます)

 

漲水石畳道

漲水石畳道

 

補足

 

主部衆ぬしびしゅ

仏教用語で仏法を守護する神々を「~部衆」という言葉で言いあらわします。

役人(国を守る者)が帰路に立つ道中の景観(寺社じしゃ)をなぞらえて表現した造語ではないかと考察します。

 


参考文献(沖縄の本)のイメージ画像
参考文献一覧

書籍/写真/記録資料/データベース 当サイト「沖縄伝統芸能の魂 - マブイ」において、参考にした全ての文献をご紹介します。     1.『定本 琉球国由来記』 著者:外間 守善、波 ...

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マブイ

ニライカナイから遊びにやってきた豆粒ほどの妖怪です。

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好きな飲み物:葉先のしずく

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